これからエアコンクリーニング業で独立したい。
でも、経費やランニングコストが一体どれくらい掛かるのか不安だ。
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
- エアコンクリーニングで独立したい
- 脱サラして自営業を始めたい
- 費用が不安で一歩が踏みだせない
このような方に向けた内容の記事となっております。
私は個人事業として、エアコンクリーニングを中心に、ハウスクリーニングを運営しています。
詳しくはホームページをご覧ください。
独立する以前、私の預金はほとんどありませんでした。
月に一万円貯金できれば良い方で、マイナスになることも多々ありました。
そんな状態での独立だったので、当然不安しかありませんでした。
しかし、今ではサラリーマン時代の数倍は稼げています。それも、営業活動はいっさいしておらず、ネットのみで集客をしています。
独立を目指している方は、当時の私と同じように、お金や集客に関する不安を抱えていることでしょう。
そこでこの記事では、エアコンクリーニングを運営する上での必要な経費と見込める売り上げについて解説していきます。
これから、エアコンクリーニングで独立を考えている方に向けた、役立つ内容となっております。
ぜひ最後までご覧ください。
エアコンクリーニングに必要な経費
- 人件費
- 消耗品費
- 燃料費
- 各種手数料
- 税金等
主な経費をまとめましたが、細かいものは、まだあります。
これだけを見ると、こんなにも経費が掛かるのか、と思ってしまうかもしれません。
しかし、それぞれを見ていくと、それほど大きな出費ではないことがわかります。
それでは、1つ1つ確認していきましょう。
人件費
最も大きな費用が人件費だといえます。
しかし、これは人を雇うかどうかという問題ですので、一人で始めるのであれば、必要ありません。
私の場合、基本は一人で作業しており、必要な時にだけ単発でバイトを雇っています。
その際に利用しているのが、バイト募集アプリのタイミーです。
急に予約がたくさん入って、一人ではどうにもならない時に、補助作業員としてバイトを募集しています。
タイミーでは、稼働時間や時給もその都度設定できるので、個人事業主や一人親方にはお勧めサービスです。
バイト代を払いたくなければ
独立初期には、バイト代を払うのも躊躇してしまうかもしれません。
その場合には、お客様に断って作業を別日に分けるという方法もあります。
このように、人件費に関しては削減可能なので、初期段階ではあまり費用をかけないことをお勧めします。
消耗品費
消耗品には、洗浄剤、養生テープ、抗菌スプレーなどがあります。
洗浄剤の種類や事業規模にもよりますが、一人で行う場合は、1ヶ月2万円程度あれば十分でしょう。
最も重要な洗浄剤については、以下の記事をご覧ください。
燃料費
燃料費を考えると、半径30km前後でサービス展開するのがベストでしょう。
しかし、範囲が狭ければ、顧客の母数は大幅に減ります。燃料費を抑えるために、範囲を狭くするか、範囲を拡大して予約数を増やすかは難しい判断です。
ちなみに、私の場合はおよそ50kmまでを対応地域としています。
繁忙期には範囲を狭めるなど、その都度変更していくのも経費削減に繋がります。
各種手数料
エアコンクリーニングを運営していると、様々な手数料が発生します。
例えば、集客方法としてポータルサイト等を利用していれば、利用手数料が発生します。
詳しくはコチラの記事をチェック。
その他にも、クレジット決済やQR決済を導入していれば、その都度手数料が発生します。
これまでの経験から、およそ半数のお客様がキャッシュレス決済を利用しています。現金だけの会計は機会損失を招きますので、早めの導入をお勧めします。
税金等
個人事業として始めるのであれば、サラリーマンとは違い、税金の管理も自分で行う必要があります。
収入が上がれば、税金の額も増えるので、最低限の税金に関する知識は身に付けておきましょう。
個人事業3年目の収支公開
ここまで、エアコンクリーニングに必要な主な経費について見てきました。
こんなにもたくさんの経費を払っていけるのか、とまだ不安に感じている方もいるかもしれません。
そこで、ここからは、実際の収支についてご紹介したいと思います。
月間売上90万円達成
個人事業ひとりで始めたエアコンクリーニングですが、3年目から売上が大幅に上がりました。
(1年目は副業として始めたので、実質2年目といえます。)
青色が売り上げ、赤色が経費等
月間の最高売上は90万円超!ハウスクリーニングも行なっておりますが、9割程度はエアコンクリーニングによる売上です。
エアコンクリーニングとのセットで、その他の清掃を頼まれる方も多いので、同時にハウスクリーニングも始めることをお勧めします。
経費はおよそ25%
ポータルサイトの手数料がおよそ15万円。その他、消耗品や燃料費、人件費でおよそ5万円程度でした。
税金に関しては、年間の所得に対して決まるので、はっきりとはわかりません。私は毎月決まった額を貯めるようにしています。
それらを含めると、およそ25%前後を経費として使用していました。
まとめ
- 経費で最も大きいものが人件費である
- 集客方法や事業形態により支出額は異なる
- 売上と経費のバランスを見つつ事業展開する