エアコンをつけるとポコポコ、ポンポンという異音がすることがありませんか?
故障したのかな?と不安に思うでしょうが、心配はいりません。エアコンのポコポコという異音は、原因がわかれば自分ですぐに解決できます。
業者に頼むとなれば、出張費だけでも¥5000〜¥6000はかかってしまうので、まずは原因を特定して、自分で対策することをお勧めします。
この記事では、エアコンからポコポコ音がする時の原因と対策方法についてご紹介します。
エアコンのポコポコ音の原因とは
ポコポコという異音は、ドレンホースに空気が逆流することが原因で発生します。
ドレンホースとは、室外機の下や横から出ている排水のためのホースです。
ドレンホースに空気が逆流する理由ですが、室内と屋外の気圧の差が関係しています。マンションなどの気密性の高い住宅で起こることが多く、空気がドレンホースを通って逆流し、内部の水を押し上げることでポコポコという異音を発します。
窓を少し開けてみて音が消える場合には、気圧差が関係しているといって間違いないでしょう。
エアコンの異音の解決方法
気密性が高い住宅には、換気の目的で通気口が備え付けられています。この通気口は、大抵の場合は、24時間開けておくようにと記載されています。
もし、通気口や換気扇が閉まっているのであれば、まずは、通気口を開放してみてください。空気の通り道ができることで、エアコンのポコポコ音が解消される場合があります。
逆流防止弁
通気口や換気扇をあけても音が解消されない場合は、対策グッズを活用します。
逆流防止弁をドレンホースに取り付けることで、ポコポコ音を解消できます。ホームセンターにも売ってあり、価格は500円程度です。
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この防止弁は、空気だけでなく害虫の侵入を防ぐ効果もあます。
ただし、付けっぱなしにしておくと、ゴミが溜まってしまいます。水が逆流する可能性があるので、定期的に洗浄しなければいけません。
防止弁を取り付けなくても、ドレンホースの位置や長さを調整するだけで、音が解消されることもあります。防止弁を買う前に、ドレンホースの調整を行なってみてください。
まとめ
- エアコンのポコポコ音は故障ではない可能性が高い
- 通気口を開けることで解消される場合がある
- 対策グッズ「おとめちゃん」を活用する