暑くなってきたから、エアコンをつけたいけど、長い間掃除もしてないしスイッチを入れるのが何だか怖い…。
そんな風に感じたことはありませんか?
実は、エアコンの内部には害虫が住み着いている可能性があります。
この記事では、エアコンクリーニングのプロだからこそ分かる、エアコン内部に害虫が住み着いている可能性や、住み着きやすい環境、そして対策等についてお伝えしていきます。
この記事を読み、対策を実践することで、害虫の侵入を防ぐことができます。
害虫の発生要因
割合でいうと、10台エアコンクリーニングをした場合、1〜2台は害虫がいた形跡があります。死骸やフンがほとんどですが、夏場には生きているまま潜んでいるなんていうこともあります。
湿気があり、暗い場所を好む害虫にとって、エアコン内部はとても住みやすい環境です。
それでは、発生しやすい要因について詳しく見ていきましょう。
2年以上掃除していない
エアコンクリーニングを2年以上していない場合は、要注意です。
死骸やフンは、生きている害虫の餌になってしまいます。
エアコンが害虫の巣になってしまう前に、クリーニングを頼みましょう。
ドレンホースからの侵入
室外機の近くに蛇腹型のホースがあると思います。ドレンホースというのですが、あれはエアコンで発生した水分を外に出す役割をしています。
つまり、ドレンホースは室内のエアコンに通じています。
狭くて暗い場所、そして湿気がある場所は害虫にとって良い住処です。外からの侵入は、このドレンホースをつたってくる場合が多いと考えられます。
パテの劣化
もう1つ外からの侵入で考えられるのが、パテの劣化やパテをそもそもしていない場合です。
ごく稀ですが、パテをしていなくて、配管の化粧カバーだけしてあることもあります。
パテがないと、簡単に侵入されてしまうので、劣化している場合はエアコンクリーニングと一緒にパテの補修も依頼した方が良いです。
室内からの侵入
ドレンホースや配管の穴以外にも、室内から侵入する可能性があります。
エアコン上部は、室内の空気を取り込むために空洞になっています。そこから簡単にエアコン内部に入ることはできますし、吹き出し口からの侵入も考えられます。
外からの侵入を防いだだけでは完璧とは言えません。
害虫防止対策
防止対策はそれほど大変でもなく、お金も掛かりません。100%防げるわけではないにしても、必ずやっておいた方が良いです。
防虫キャップ
ドレンホースからの侵入を防ぐためにホースの先に防虫キャップを取り付けます。
私達はその際に、ドレンホースの詰まりを取り除き、水ハケをよくする施工もしています。
ドレンホースの調整
防虫キャップ以外にも、ドレンホースからの侵入を防ぐ方法はあります。
ドレンホースの長さを調節して、地面に着かないようにすることです。宙に浮いた状態であれば、害虫も入りづらくなります。
エアコンフィルター
室内からの侵入を防ぐためには、エアコン上部にフィルターを貼る必要があります。
防虫効果だけでなく、ホコリやダニの侵入も防いでくれるのでお勧めです。
防カビ抗菌、除菌
ホコリやカビを餌として好む害虫もいます。
エアコンクリーニング後に防カビ抗菌をしておくことで、そのような害虫が寄り付かない環境にできます。
リノハンズの防虫対策
弊社では、エアコンクリーニングの後に防カビ抗菌と合わせて防虫の施工もお勧めしています。
防虫に関しては一度しておけば、しばらくはそのまま使えるものであり、価格も高くないので、初めての方にはお勧めです。
価格
防カビ抗菌コート
エアコンのカビや臭いの発生を抑えます
価格:1,000円 / 台
防虫キャップ取付
室外機からの害虫の侵入を防ぎます
価格:500円 / 台
室外機クリーニング
冷暖房効率の低下を防ぎます
価格:4,000円 / 台
施工内容
防虫の施工内容は以下の通りです。
- 防虫キャップ取り付け
- ドレンホース長さ調整
- ドレンホース詰まり除去
- パテ補修(必要な場合)
まとめ
- 掃除をしていないエアコンの内部は、害虫にとって住みやすい環境である
- 害虫は室内、室外の両方から侵入する
- 防虫対策はエアコン掃除と一緒に頼むと安価でお得
- ノーマルタイプエアコン:¥7,800
- お掃除機能付き:¥12,000〜¥15,400
- 業務用天井埋込み:¥25,000〜要見積り
- 室外機クリーニング:¥4,000
- 防カビ抗菌:¥1,000→今なら無料!
- エアコンフィルター:¥1,000
- 防虫キャップ取付:¥500