エアコン掃除を頼もうと思うけど、自宅のエアコンがお掃除機能付きエアコンなのかどうかが分からない。そんなお悩みはございませんか。
- お掃除機能付きエアコンの見分け方がわからない
- クリーニング当日の追加料金発生を避けたい
- 自分で見分ける方法を知りたい
このようなお悩みを解決します。
ノーマルタイプのエアコンだと思って掃除を頼んでみたら、実際にはお掃除機能付きで、当日になって追加料金が発生した。そのようなケースも多いようです。
お掃除機能付きエアコンはノーマルタイプに比べると分解が困難なため、クリーニング料金が割高になります。
清掃時間も大幅に変わってくるので、事前にお掃除機能付きかどうかを伝えておかなければ、業者の予定が合わずに別日の対応になってしまうことも考えられます。
その為、エアコンクリーニングを頼む際には自宅のエアコンがお掃除機能付きかどうかを事前に必ず伝えなければいけません。
ここでは、自動お掃除機能付きエアコンとノーマルタイプの見分け方をご紹介します。
この記事を読むことで、自宅のエアコンに自動お掃除機能が付いているのかどうかが分かり、電話見積りやネット見積りの際に的確な金額を知ることができます。
お掃除機能付きエアコンとは
そもそもお掃除機能とはどのような機能なのかご存知でしょうか。
その名前からして、なんとなくエアコンの内部をキレイにしてくれるのだろうと感じますが、実際には掃除できる場所は限られています。
ホコリを一箇所に集める
自動お掃除機能付きエアコンとは、エアコンのフィルターを自動で掃除してくれるエアコンのことをいいます。
フィルターに付いた汚れ、主にホコリを集めてダストボックスという箱に集めます。ダストボックスに溜まったホコリは定期的に取り出す必要があるので、何もしないで良いというわけではありません。
一部機種ではホコリを自動で外へ排出するという機能を搭載したエアコンも存在しますが、実際には排出できずにホース内部にホコリが溜まっていることが多いです。
カビは掃除できない
お掃除機能付きといっても、エアコン内部のカビは掃除することはできません。
エアコン内部は結露によりカビが発生しやすくなっています。エアコンが臭う場合はカビが繁殖している可能性が高いです。
一部メーカーではエアコン内部を凍らせて熱を利用し、一気に溶かすことでカビやホコリを洗い流す凍結洗浄機能が付いている機種もあります。しかし、これもカビを100%抑えられるとはいえません。
リモコンでの見分け方
リモコンを見れば、お掃除機能が付いているかどうかが簡単に分かります。しかし、中にはややこしい表記のものがあるので、その違いをご紹介します。
お掃除機能のボタン
- 「手動掃除」
- 「フィルター掃除」
- 「フィルターおそうじ」
リモコンに、「手動掃除」という表記があるものは自動お掃除機能が付いています。
また、機種によっては、「フィルター掃除」と表記してあったりもします。
ボタンがなくてリモコンの液晶で操作するタイプは、お掃除機能付きエアコンである可能性が高いです。メニューを開くと、「フィルター掃除」などの項目があります。
これらの表記がリモコンにあるものは、全てお掃除機能付きエアコンです。
ややこしい表記のボタン
- 「内部クリーン」
- 「空気清浄」
- 「おそうじ」
「内部クリーン」というボタンが付いているリモコンがありますが、これは、お掃除機能ではありません。
内部クリーン機能とは、送風運転などによってエアコン内部を乾燥させ、カビの発生を抑制するものになります。ややこしい表記なので、勘違いをされる方も多いです。
その他にも、「おそうじ」や「空気清浄」というボタンがあります。しかしこれも、お掃除機能ではありません。機能としては、先ほど触れた内部乾燥と同じです。
その他見分け方
リモコンで確認する以外の見分け方があるので、ご紹介しておきます。
ダストボックス
お掃除ロボットによって集められた埃は、ダストボックスという小さな箱に溜まります。
ダストボックスは、前面パネルを開けると左側に付いていることが多いです。DAIKINのエアコンなどは、フィルターと一体型になっています。
このように、お掃除機能付きエアコンには、ほとんどの場合はダストボックスが付いています。
フィルターの形状
皆さんも一度はご自身でフィルターの掃除をしたことがあると思いますが、ノーマルタイプのエアコンは、フィルターを簡単に外すことが出来ます。
しかし、お掃除機能付きエアコンの場合は簡単に取れない仕組みになっているものが多いです。
前面パネルを開けてみて、フィルターが簡単に取れない場合はお掃除機能付きエアコンの可能性が高いです。
まとめ
- お掃除機能はリモコンで見分けれる
- 手動掃除、フィルター掃除の表記はお掃除機能付きエアコン
- その他ややこしい表記もある