布団には無数のダニが潜んでおり、対策をしていないと、アレルギーや肌荒れの原因になってしまいます。特に、赤ちゃんの肌は外部からの刺激を受けやすく、しっかりとケアをしていないと、肌荒れトラブルが起こってしまいます。
- 布団のダニによる赤ちゃんの肌荒れトラブルが心配
- ダニ対策について効果的な方法を知りたい
- ダニに有効な布団クリーナーを購入したい
このようなお悩みがあれば、記事をご覧ください。
この記事では、布団のダニが引き起こす人体への悪影響と、その対策方法についてご紹介します。
屋内に潜むダニの種類
屋内に生息するダニは、屋内塵性ダニ類と総称されます。屋内塵性ダニ類は、「ヒョウヒダニ(チリダニ)」、「コナダニ」、「ツメダニ」、「イエダニ」に分類され、ヒョウヒダニ類で、7〜9割占めます。
アレルギーの原因となるダニ
アレルギーの原因となるのは、ヒョウヒダニ(チリダニ)です。
ヒョウヒダニは一年中みられ、布団、枕、カーペット、ソファーなど、多くの場所に生息しています。人を刺すことはありませんが、死骸やフンがアレルギーの原因になります。
肌トラブルを引き起こすダニ
屋内に生息するダニは、基本的には人を刺すことはありません。ツメダニは、他のダニや生物を捕食します。その際に誤って人の皮膚を刺すことがあり、刺された箇所は湿疹ができて痒みを伴います。
カーペットや畳などに生息するツメダニですが、捕食対象であるコナダニやヒョウヒダニが増えると、布団や枕にも現れることがあります。
動物や人を吸血するダニ
ネズミや鳥などに寄生し、吸血することで栄養をとるイエダニは、基本的には人を吸血することはありません。しかし、寄生先であるネズミが死んだ場合や、繁殖して増えすぎた場合には、他の栄養源を探して人の血を吸うことがあります。
ネズミなどを媒介して感染症を引き起こす可能性がある為、ネズミや鳥の巣が自宅付近にある場合には要注意です。
ダニの増殖を促すダニ
小麦粉や砂糖、チョコレートといった多くの食品に発生するコナダニは、梅雨時や秋口に増殖します。繁殖力が強く、条件さえ揃ってしまえば、一気に増殖します。
コナダニはツメダニの捕食対象でもある為、コナダニが増殖すると、比例してツメダニも増えてしまいます。
ダニがもたらす人体への悪影響
屋内にいるダニは、好んで人を刺すことはありませんが、増殖しすぎると人体に悪影響をもたらします。どのような影響が出るのか、確認していきます。
皮膚に起こる被害
ダニに刺されてしまった場合に起こる皮膚トラブル
- 刺された場所が赤く腫れる
- 約1週間程度かゆみが続く
- 感染症を媒介する可能性もある
ツメダニに刺された場合、通常では1週間程度で痒みや腫れは治りますが、腫れがひどく痛みがある場合や、広範囲に渡って湿疹が広がっている場合には医療機関を受診する必要があります。
気管支に起こる被害
ダニの増殖により起こり得る気管支トラブル
- 風邪のような症状が出る
- 1週間〜1ヶ月の咳が続く
- 気管支が腫れ上がる
増殖したダニが原因で、アレルギー性気管支炎を起こす可能性があります。風邪と症状が似ている為、ダニが原因であると気づきにくいことが多く、むやみに風邪薬を使用すると、分泌物が気管支につまるといった危険性もあります。
赤ちゃんに出やすいアレルギー
気管支喘息
喘息は、気道に炎症があるがゆえに、小さな刺激に対しても過敏に反応して気道が狭くなり、呼吸が苦しくなります。「ゼーゼー」、「ヒューヒュー」と呼吸の音がおかしくなりますが、赤ちゃんの時には症状がわかりにくいことがあります。
医療機関を受診するのはもちろん、合わせて、ダニやホコリを取り除くといった環境の整備にも気を配る必要があります。
アトピー性皮膚炎
乳幼児期に発症しやすいアトピー性皮膚炎は、年齢と共に改善されることが多いです。痒みを伴うために、適切な治療を行う必要があります。
症状改善のために必要な処置は以下の3つです。
- 薬物治療により、痒みや湿疹をやわらげる
- スキンケアで肌を清潔に保ち、保湿を行う
- 環境整備でダニ等のアレルゲンを排除する
ダニから赤ちゃんを守る対策
赤ちゃんはアレルギーを発症しやすく、その原因がダニの可能性であることを、ここまでお伝えしました。では、どのようにしてダニ対策をすれば良いのか、その方法についてご紹介します。
ダニの繁殖を未然に防ぐ
ホコリ、人のフケやアカ、食品のクズといった、いわゆるゴミはダニの餌となってしまいます。掃除機がけやモップがけをこまめに行い、それらを取り除いておくことで、ダニの増殖を防ぎましょう。
また、ダニは高温多湿の環境を好みます。部屋の換気をしたり、布団を干したりすることで、ダニが住みにくい環境をつくることも有効です。
布団クリーナーを使用する
ダニは死んだ後でも、その死骸やフンが残っていると、アレルギーの原因となってしまいます。布団に残っているダニの死骸やフンを取り除くには、布団クリーナーが有効です。
レイコップPROは、掃除をしながら、温風により布団のダニを死滅させることができます。洗濯や天日干しをしなくても、除菌とダニ対策ができる優れものです。
まとめ
- 屋内に潜むダニは、増殖し過ぎると皮膚や気管支に悪影響を与える
- 赤ちゃんはアレルギーを起こしやすく、その原因はダニの可能性がある
- レイコップの布団クリーナーでダニを死滅し除去することができる